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芝生用語辞典

ライグラス類【らいぐらするい】 | 【芝生用語辞典/ら行】

ライグラス類とは西洋芝のグループに含まれる芝草で、イネ科 ウシノケグサ亜科 ドクムギ属(Lolium)の寒地型芝生。ライグラス類には、ペレニアル種とイタリアン種(アニュアルライグラス)があります。

ペレニアルライグラス(Lolium perenne)は、ホソムギとも呼ばれ、世界中で牧草として使用されており、日本には明治時代には入ってきて各地で雑草化している。

イタリアンライグラス(Lolium multiflorum)は、アニュアルライグラスやネズミムギとも呼ばれることもあり。アメリカでは競技場の芝生として多くに使用されるが、日本では雑草として扱われることが多い芝種です。

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ライグラス類の特徴

ライグラス類は、発芽率がよく植えてからの成長も早いために、他の品種よりも早く芝生を完成することが可能です。葉は繊細で柔らかく、適切な管理をすることで密度の高い芝生を作ることができます。

ライグラス類の生育温度

ライグラス類の生育温度は15℃~20℃です。発芽までの期間は7日から10日となります。日本においては春か秋に種をまくことになります。

ライグラス類の利用施設

踏圧に強いことから、ゴルフ場やサッカー場などの施設や、公園などで使用されています。また、成長が早いこともあり、補修用の芝草にもよく使用されます。

日本においては、暑さ、寒さに強い品種は、北海道や東北などの寒冷地で常緑の芝生に使用され、暑さに弱い品種は、温暖な地域にて、ウィンターオーバーシード用の芝草に使われています。

ライグラス類の芝草

ライグラス類の種類には、ペレニアル種とイタリアン種(アニュアルライグラス)があります。注意点として、ライグラス類は、品種によって耐暑性や耐寒性の違いが大きい点があることです。

ペレニアルライグラス(Lolium perenne)

イネ科 ウシノケグサ亜科 ドクムギ属(Lolium)の常緑の短年草。ヨーロッパ原産の芝草で、寒地型芝生。寿命は短いが成長が早く、芝刈りをしない場合は30cm以上に成長します。

ペレニアルライグラスは初期の成長が早いことが特徴です。春にはすぐに成長しなくなるので、トラジションを行いやすく、ティフトンベース芝生のウィンターオーバーシードによく使用されます。

ブルーグラス類との相性は悪いので、混播するのは避けたほうが良いでしょう。

イタリアンライグラス(Lolium multiflorum)

イネ科 ウシノケグサ亜科 ドクムギ属(Lolium)の常緑の一年生。ヨーロッパ原産の芝草で、寒地型芝生。

ペレニアルライグラスよりも暑さに弱く、発芽・初期成長が早いためにウィンターオーバーシードに使用されます。初夏には枯れてしまうので暖地型芝生にもやさしい品種です。

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