手入れの効果あり。前庭の芝生に新芽が出てきました。 | 芝生ブログ(芝生の管理日記)2019.03.23
我が家の芝生は、高麗芝です。高麗芝は暖地型芝生の仲間で、気温が15度より高いと成長を始めますので、毎年3月の末から4月の上旬に新芽が出始めます。
我が家の芝生も今週になって、前庭の芝生に新芽が出てきました。先週、先々週とサッチングとエアレーションなどの手入れを行い、芝生に刺激を与えたことも、新芽の成長を促したのだと思います。
芝生は、適度な刺激を与えた方がよく成長します。春の更新作業であれば、芝生の根切り(スライシング)で、芝生の根に刺激を与えます。芝生の根を切ることで、切り口から新しい根が生えて来て、芝生の成長が活発になります。
またサッチングによっても、土壌の通気性や日当たりが良くなり、芝生の成長を促すことができます。
このように、芝生に負荷をかけると、芝生は元気に育ってくれるのです。もちろん、水やりや施肥などで、芝生を甘やかすことも忘れないでください。
適度な刺激を与えて、元気な芝生を作りましょう。
定期的な芝刈りも、きれいな芝生を作るポイントです。芝生は芝刈りで葉先を刈られて、上に成長するのが邪魔をされると、横に成長するようになります。
例えば、一度の芝刈りで10ミリの葉先を刈るのではなく、5ミリづつ、2回に分けて葉先を刈ることによって、密度の高いきれいな芝生を作ることができます。
夏の芝生がよく育つシーズンであれば、1週間で10ミリぐらいは伸びてしまうので、週に2回芝刈りができればよいのですが、土日が休みのサラリーマンである私は、平日の芝刈りは無理な訳で、週1回の芝刈りで我慢しています。
芝刈りの方法や回数 高麗芝の手入れ春の更新作業は、きれいな芝生を作るのにとても重要です。
土の中にある芝生の根は、芝生が成長するとともに増え続け、次第に地面の中で密集して行くことになります。
そして、地面の中で密集した根は、土壌の通気性や水はけを悪くし、芝生の成長を妨げることになります。そこで、根切りやエアレーションで、水はけや通気性の改善を行います。
また、芝生の枯れてしまった芝生の葉や、刈りカスも、通気性を悪くし、病原菌の原因となるので、サッチングで取り除きます。
春の更新作業は、施肥などに比べて、すぐに効果を実感することは少ないのですが、やっておけば必ず効果がある芝生の手入れです。
特に芝生を植えて年月が経過した芝生には、非常に効果があるので、3月から4月の間にすることをオススメします。
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