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芝生用語辞典

リール式芝刈り機【リールしきしばかりき】 | 【芝生用語辞典/ら行】

リール式芝刈り機とは、芝刈機の刃の種類のひとつ。

芝刈機の刃の種類は、大きく分けて、ロータリー式、リール式、バリカン式の3種類があります。

リール式芝刈り機の構造は、「リールカッター」と呼ばれるらせん状に刃が付いた部分と、「ベッドナイフ」と呼ばれる固定刃で、構成されています。「リールカッター」とよなれる円筒状に配置された刃が、縦方向に回転することで芝生を刈ることが出来ます。仕組みとしては、らせん状の回転刃(リールカッター)と固定刃(ベッドナイフ)が、すり合わされることで、ハサミのように間に挟まれた芝がカットされます。

手動式芝刈機の場合は、芝刈り機を手で押すことで回転刃(リールカッター) が回転し、前に進みながら芝をカットすることが出来ます。芝刈機によって、リールカッター(回転刃)の枚入は異なり、3〜6枚の回転刃を装備した芝刈機が販売されています。刃が少ないものは価格が安く、刃が多いほうが高価格となっているが仕上がりが綺麗になります。

一般的には、ロータリー式やバリカン式よりも、ロータリー式の方が仕上がりが綺麗だといわれています。リール式芝刈機は、切り口がきれいで刈込み後の葉色の変化はほとんどありません。また、芝を傷めず綺麗に仕上げることが出来ます。

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関連情報

芝刈機によって刈高は異なるが、全般的に低刈りも可能なので、ゴルフ場やサッカースタジアムなどの競技場でも使用されています。

リール式芝刈機のメリット
・切り口が綺麗なので、芝刈り後の仕上がりが綺麗
・挟み込んで切るためスムーズに切断でき、芝生を傷めない
・芝刈り時の動作音が静かで騒音を気にしないですむ
・低い(短い)刈高で芝を刈ることができる(商品によって刈高はことなる)
・回転して芝を刈るため、小石などの飛散が少ない

リール式芝刈機のデメリット
・構造上、長い芝を刈ることができないのでこまめな芝刈りが必要
・雑草が混じると、芝刈りの効率が落ちるので、雑草対策が必要になる
・リール式の構造上、壁や障害物の境目を刈ることができない
・リールカッター(回転刃)の替え刃が高いのでメンテナンス費用が割高
・小石などを噛込んだ時、その部分に欠けなどが発生する
・リール式はロータリー式と比べると芝刈機の値段が割高になる

手動式の芝刈機はリール式のみとなるが、リール式、ロータリー式、バリカン式の中から選ぶことが出来るので、芝生を植える目的、手入れできる頻度を考慮して選ぶことがポイントとなる。

一般的には、芝生の綺麗な仕上がりを優先する場合は、リール式の芝生を選択することになります。但し、長く伸びすぎた芝を刈ることが出来ないため、芝の手入れを頻繁に行うことが必要になります。

また作業後の清掃(メンテナンス)やラッピング(刃砥ぎ)作業など、が必要になり、リールカッターとベッドナイフの隙間を調整する「すり合わせ」というメンテナンスが必要となってきます。

電動式の場合は、リールカッター(回転刃)を交換することにより、サッチングができる商品も発売されています。

関連用語

  • キンボシ 【金星】
  • ゴールデンスター 【GoldenStar】
  • バロネス【Baroness】
  • RYOBI【リョービ】
  • HONKO【ホンコー】
  • YAMAZEN【山善】

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