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芝生用語辞典

目土【めつち・めづち】 | 【芝生用語辞典/ま行】

目土とは、芝生のメンテナンスで使用される粒の細かい土のこと。「めつち」または「めづち」と読む。英語ではTop Doressingと呼ばれています。メンテナンス以外にも芝生を植えた時に芝生の保護として使用される。

芝生の目土に使用される土には「黒ぼく土」と「赤土」があるが、最近では水はけの良い「目砂」が主流となっています。

芝生に目土を入れることを「目土入れ」といいます。目土入れは、芝生を育てるための更新作業の一つであり、芝生を長期に渡り育てるための大切な芝生の手入れです。

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芝生に目土を入れる目的と効果

エアレーションなどで芝生に穴を開けた場合に、露出した根や茎の保護として、穴の中に目土を入れる。
芝生の凸凹を補修する時に、目土を入れて芝生を平坦にすることができる
サッチの分解を促進するために、芝生に薄く目土をふりかける
芝生に生える苔や藻の対策として、芝生に薄く目土をふりかける
その他にも、芝生の種を植えた時に種の乾燥を抑えて適温を保ち発芽を促す場合や、貼り芝で芝生を植えた時に、芝生を保護して根の乾燥を防ぐためにも目土は使用されます。

目土の種類

目土には「黒ぼく土」と「赤土」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあります。

黒ぼく土は、火山灰の地層から採取した上層の土で、有機物を多く含み、芝生の目土に適しています。踏まれると沈み込みやい、雑草の種が混じりやすい、段々と水はけが悪くなっていくなどのデメリットがあります。

赤土は、火山灰の地層から採取した下層の土で、雑草の種子は少ないのですが、有機物はあまり含まれず、踏まれると沈み込みやいなどのデメリットもあります。赤土の商品の中には粘土質が含まれている場合もあり、その場合は芝生用の目土には適していません。

最近では目土よりも目砂を使用されることが多くなってきました。目砂とは、海、山、川から採取した砂を洗ったもので、洗い砂とも呼ばれています。砂なので固まらず扱いやすく上に、雑草の種が混じっていない、黒ぼく土や赤土よりも水はけの面で優れているなどのメリットが大きく、芝生に使用するのに適しています。

目砂は、砂なので保水力や保肥力が低いなどのデメリットがあるので、パーライト、ゼオライトなどの土壌改良資材を混ぜると効果的です。

目土を使用する時期

芝生の更新作業として目土入れを行う時期は、高麗芝などの日本芝であれば3月~4月、寒地型の西洋芝であれば5月~6月が最適です。ゴルフ場などの施設であれば年に数回目土入れを行う必要がありますが、一般家庭では年に1回でも十分綺麗な芝生を育てることができます。

芝生の更新作業として目土入れを行う方法

ホームセンターなどで販売されている芝生用の目土を用意します。(目砂でも良い)
目土を「ふるいに入れ」芝生にふりかけます。(なるべく均一に芝生全体がうすく茶色くなるくらい)
トンボやデッキブラシなどで目土を均一にする。
芝生に凸凹がある場合は、平坦になるように目土の量を調整します。
目土入れをした後は目土を落ち着かせるために、最後に水やりをします。

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