芝生の植え方|春植えの下準備 暗渠排水 その2 | 芝生ブログ(芝生の管理日記)2011.11.26
既設の暗渠排水の問題点
前回の記事で発見した。既設の暗渠排水です。新しい暗渠排水は、最終的にはここにつなげる予定です。
この既設の暗渠排水は地面から結構浅い位置にあります。暗渠排水は、その仕組み状暗渠排水より上の部分にある水しか排水しません。
効果が薄い暗渠排水
本当はもっと深い位置にあった方が排水効果が高いです。しかも砂利の上にパイプがあるので、これでは砂利の中に入った水は当然流れません。
既存の透水パイプのこの高さは雨水升の高さ関係で変更することは出来ないのです。なぜなら、この雨水升からはさらにパイプが伸びて、家の前の側溝に雨水を流しています。
その側溝の高さより雨水升は高くしなければならず、さらにその雨水升より、暗渠排水は高くしなければならないからです。
普通の分譲地なら、地面より少し高い位置に家を建てるのですけれど、我が家の場合は特殊な事情で(ガレージハウス+車高が極端に低い車)道と高低差のない土地を購入しています。
もう物理法則で、いまさらどうしようも無いです。もし次に家を購入するときは、芝生のことも考えて購入します。(ないとは思いますけど…笑)
穴掘り作業開始
そんなこんなで、まずは砂利を埋めるために溝掘りをスタートします。深さは50cmくらい、長さは全部で6mくらいになるでしょうか。
我が家の裏庭は山砂を15cmほど掘ると、粘土質の層が出てきます。この粘土質の土が非常に堅く、スコップでは全然掘れません。
わたしが思いついた方法は、大きめのマイナスドライバーを金槌でたたきながら、土を崩していく感じで穴を掘る方法です。おもしろいようにブロック状の粘土質の土が掘れていきます。
でもこの方法でも、時間がかかるのは変わりないです。いっそのこと、工事現場で使っているようなつるはしを購入しようかな(笑)。芝生の道具でつるはしが必要だとは思いませんでした。
作業終了
約一日作業をして。掘れた距離が約2m溝。まだこの3倍の距離を掘らないといけませんので大変です。また進行具合をリポートいたします。
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