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芝生用語辞典

バミューダグラス類【ばみゅーだくらするい】 | 【芝生用語辞典/は行】

バミューダグラス類(Bermudagrass)とは、西洋芝の種類の一種で日本芝と同じ暖地型芝草のグループに含まれます。日本での和名はギョウギシバ、学名はCynodon dactylon。イネ科スズメガヤ亜科ギョウギシバ属、アフリカ原産の芝生です。

日本芝とほぼ同じ性質を持つ西洋芝で、暖かい時期(春〜秋)にかけて成長します。特に夏期の成長が旺盛で、日本芝よりも休眠期間は短いのですが、冬季は休眠して地上部が枯れます。

草丈は20cm〜50cmほどで、ランナー(匍匐茎・ほふく茎)で繁殖。暖地型芝生でありながら、西洋芝の葉の細かさ、柔らかさを併せ持ち、鮮やかな濃緑色の葉色が特徴です。ランナー(匍匐茎・ほふく茎)が地表を這うように伸びるため、ふかふかした厚みを感じる芝生を作ることが出来ます。成長は非常に旺盛で、密度の高い美しい芝生を作ることが出来ます。

バミューダグラス類の中では、改良種のティフトンが代表品種であり、ウィンターオーバーシーディング(年間を通して緑を保つ芝生の育て方)の夏芝としてよく使われています。また、ティフトンシバに近い特性である「リビエラ」も人気があります。

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関連情報

バミューダグラス類は世界の暖地で最も多く利用されている芝の種類で、日本での生育に適正な地域は関東より西の比較的温暖な気候の地域です。生育の気温は25℃~30℃で、土壌を選ぶこと無く成長しますが、比較的排水の良い土壌を好みます。ただし、寒さや日陰には弱いので植える場所には注意が必要です。

また、バミューダグラス類は、すり切れ等の損傷からの回復に優れているため、刈りこみや踏圧に強いのが特徴です。そのため、サッカー場等の競技用やゴルフ場、公園などのスポーツターフでよく利用されており、国立競技場にも使われています。また「のり面」の保護として芝生を植える場合にも良く使用されます。耐潮性(塩に強い)があり海岸近くにも植栽することができるので、海浜公園などで利用されていることも多いです。

バミューダグラス類の成長は他の種類よりも早く、特に夏の生育は旺盛なので、芝生の手入れが頻繁に必要になってきます。一般家庭でこまめな手入れが出来ないようであれば、あまりおすすめ出来ません。

関連用語

  • ウィンターオーバーシーディング【うぃんたーおーばーしーでぃんぐ】
  • リビエラ【りびえら】
  • サンデビルⅡ【さんでびる】
  • ティフトン【てぃふとん】

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